ペンダントライトとは

ペンダントライトの使い方

ペンダントライトとはコードやチェーンで、天井から吊るすタイプの照明器具のことです。
簡単に取り付け出来てお部屋の雰囲気を変えることが出来るので、日本でも、ダイニングテーブルの上や、和室、子供部屋などでよく使われています。

【ペンダントライトの構造について】
いろんな素材で作られたペンダントライトがありますが、基本の構造はほぼ同じです。

A 取り付け部分
直接天井に取り付ける「直結」タイプと引っ掛けシーリングという金具の付いた「引っ掛けタイプ」があります。

B コード
基本的に、コード部分で全体の長さを調整します。弛んでいると格好悪いので、ピッタリの長さに合わせることをおススメします。

C ギャラリー
シェードとコードを結合させる金具のことです。いろんな形のものがあります。シェードによっては必要ない場合もあります。

D シェード
ガラスやホウロウ、和紙やビーズ、木や布など素材も様々。大きさもいろんなサイズがあります。

E 電球
口金の種類によって対応する電球が異なりますが、同じ口金であれば、LED、白熱球、蛍光灯型電球のどれも一緒に使えます。

【ペンダントライトの明るさについて】

ペンダントライトは天井から吊り下げたコードの先の電球からの灯りで、スポットライト的に照らしてくれる照明器具です。なので、明るさは

①電球のW数
②コードの長さ
③シェードの種類
④シェードの大きさ

の4つが明るさに関係してきます。

例えば、お部屋全体を照らしたければ、①電球のW数を大きくし②コードの長さを短くし、③光を通すシェードを使い④大きめのシェードを使ってお部屋全体に灯りが届くようなペンダントライトにするようにします。
逆に、スポットライト的に使いたければ①電球のW数は、当てたいものに必要なものを選び、②コードの長さを長くして、直接灯りが当たるようにし、③光を通さない素材のシェードで④大きさが小さめのものを選ぶようにすることで、自分にピッタリの明るさを得る事が出来ます。

ペンダントライトは、気軽にいろんな場所で使える照明器具です。
明るさだけではなく、インテリアのアクセントにもなるので、いろんなお部屋で使ってみましょう。


ダイニングテーブルの上で使うペンダントライトは、見た目はもちろん、テーブルの上に乗せた食事を美味しく見せてくれる効果もあります。

美味しく見せる明かりは白熱球。ちょっと低めの位置に取り付けるのが、ポイントです。




最近人気の、カウンターキッチン。
その上に使うペンダントライトは、調理する時の手元を明るくしてくれる効果もあります。

もちろん、見た目も素敵。カフェのようなおシャレな雰囲気を演出してくれます。
2〜3個並べて吊るすのがポイントです。




主照明として、お部屋で使うペンダントライトは、お部屋全体を明るく照らしてくれることが大切です。
少し大きめのサイズで、明かりがとれるよう高めの位置に取り付けましょう。




トイレや洗面所でペンダントライトを使うと、優しい明かりで、なんだかくつろぎのスペースが出来上がります。みなさん明るさを気にされますが、意外にも、それほど明るくなくても大丈夫。ホッとする雰囲気でくつろぎの空間を作ってみましょう。

【ペンダントライトの取り付け方】
ペンダントライトには取り付け方が2つあります。

①直結タイプ
新築やリフォームの場合で、天井から出ている電気の配線コードに直接、照明器具を取り付ける方法です。
電器屋さんの工事が必要です。
※直結の場合、取り付け部分が見えてしまうため、必ずカバーが必要です。

②引っ掛けシーリングタイプ
天井に取り付けてあるプラグ、もしくはライティングレールに差し込んで照明器具を取り付ける方法です。
電気屋さんに取り付けプラグもしくはライティングレールの工事をしてもらえば、誰でも取り付けることが出来ます。

●取り付けプラグについて
プラグにはいろんな種類のものがありますが、どの形でも使い方は同じです。
引っ掛けシーリングをプラグ部分にはめ込んで、クルっと回すだけで誰でも簡単に取り付けられます。

●ライティングレール
ライティングレールは、レール上であれば、移動する事が可能です。
ただし、単独で取り付けることが出来ないので、ライティングレール専用プラグを使って取り付けてください。