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ブラケットライトは、壁に取り付ける照明の一種で、メインの照明ではなく補助照明として使用されます。

主にリビングや寝室、玄関、廊下などで間接照明として活躍し、壁面を照らすことで立体的で落ち着いた空間を演出することができる装飾性の高い照明器具。
壁から灯りを灯すことで、壁や天井に陰影が生まれ、お部屋全体に優しい光が行き渡り、居心地の良い雰囲気を醸し出してくれるんです。

01.アンティークブラケットライトの特徴

昔から日本では、天井付けのシーリングライトでお部屋を明るく照らす照明設計が主流。
そんな日本とは対照的に、夜でも明かりを控えめにした照明づかいを楽しむ欧米では、ブラケットライトをはじめとしたさまざまな間接照明が使われてきました。

もともと、西洋の寺院や宮殿などで使われていたブラケットライトは、火を灯したロウソクを立てるための燭台として使われていたもの。
技術が発達して、電気で灯りを灯すようになった現在でも、ロウソク型の電球を取り付ける伝統的なデザインのアンティークブラケットライトがいろいろあるんです。

日本でも、玄関のポーチライトや階段や廊下などの通路を照らすブラケットライトを取り入れるお家も増えていますが、地面を直接照らしてくれるようなシェードが付いた下向きの灯りが一般的。

そのため、日本で燭台型のブラケットライトは少なく、西洋式のインテリアにこだわりたい方に、アンティークのブラケットライトの人気が高まっているんです。

02.安心して使える修復の技術

アンティークのブラケットライトを取り扱う際には、配線などの修復に関しても注意する必要があります。

古いコードは配線が傷んでいる可能性もあるので、アンティークの照明専門の職人によって、きちんと修復されたブラケットライトを購入するのがポイント。

また、配線を壁に埋め込んで取り付けるブラケットライトは、電気工事の資格が必要なため、電気屋さんに取り付けの依頼をします。
その際、アンティークのブラケット照明に慣れていない業者さんだと、上向きの壁付けライトに馴染みがなく、反対向きに取り付けてしまう場合もあるんです。

ロウソク型のブラケットライトを取り付ける際は、業者の方にも、上向きに使うという旨をきちんと伝えておくとスムーズに作業を進めることが出来ます。

03.ブラケットライトの使い方

壁付けシャンデリアは、単なる照明器具ではなく、インテリアとしてお部屋全体の雰囲気づくりにも関わってきます。

例えば、リビングで壁付けライトを取り入れるなら、お揃いデザインのアンティークブラケット照明をシンメトリーに配置するのがオススメ。
左右対称のコーディネートは、お部屋にまとまりが出来て簡単にオシャレな雰囲気を演出してくれます。

また、階段の踊り場や廊下などにワンポイントとしてブラケット照明を取り付ければ、明るさを確保する実用性はもちろん、殺風景になりがちな空間のアクセントにもなるんです。
さらに、狭い空間ほど、灯りを灯したときの陰影もはっきりとして幻想的な空間にしてくれます。

同じブラケットライトでも、取り付ける場所によって見え方や灯りの広がり方も変わってくるもの。
見た目も華やかなアンティークのブラケットライトを取り入れて、自分だけの自由なコーディネートを楽しんでみて下さい。