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ペンダントライトとは、天井から吊り下げる照明器具の一種。
コードやチェーンを使って天井から吊るすことで、インテリアとしてもオシャレに使えるデザイン性の高さが魅力です。

基本的にはランプの真下や特定のエリアをスポット的に照らすために使われ、シェードが付くことで、光を下に集めてくれる効果があります。

同じ吊り下げ照明であるシャンデリアとペンダントライトの違いは、ペンダントライトが特定のエリアを照らすのに対し、シャンデリアは部屋全体を照らす役割を果たすこと。
シャンデリアには下向きに照らすタイプもありますが、ペンダントライトはコンパクトなものが多く、よりピンポイントに照らすのに向いている照明器具なんです。

01.アンティークのペンダントライト

アンティークのペンダントライトは、ヨーロッパを中心に長い間使用されてきた照明器具です。
ヨーロッパでは物を大切にする文化が根付いており、その影響で昔から使われてきたアンティークのペンダントライトも多く存在します。

アンティークのペンダントライトはデザインだけでなく、使われている素材や加工も様々なので、本物志向の方に人気の照明器具です。

シェードの素材も様々で、定番のガラスシェードは、ガラスの厚みや色、模様によっても灯りの広がり方が変わり、お部屋の壁や天井に美しい陰影を作り出してくれます。
また、光を通さないホウロウ製のシェードだと、光が下に集まるため、明るく床を照らしてくれます。

アンティークペンダントライトのデザインや素材によっても、お部屋の雰囲気が変わって、空間のアクセントになるんです。

02.ペンダントライトの電球

もともと英国などで使われていたアンティークのペンダントライトは、バイオネット球が基本。
日本で一般的に使われている電球は、エジソン球と呼ばれる、電球をくるくるとまわして装着するタイプです。

バイオネット球はネットショップや専門店などを介すれば日本でも手に入れることは可能ですが、販売店は限られます。
また、日本式のエジソン球を使えばLED電球も気軽に使うことも出来ます。

ソケット部分の形も、日本式と違ってオシャレな印象になるので、英国の雰囲気を感じたいという方にはイギリス式電球もオススメですが、使い勝手を重視したい方は、日本球対応のペンダントライトを選ぶようにしましょう。

03.安心して使える配線や修復

アンティークのペンダントライトは、コードの部分が傷んでいたり、そもそもヨーロッパ式の配線になっているので、日本仕様で使えるように修復をする必要があります。

基本的に、ペンダントライトの構造は、電球の付いたコードにシェードを固定するスタイル。
そのため、コードが日本仕様になっていれば、アンティークのシェードも新品のシェードと同じように使うことが出来るんです。

アンティークのペンダントライトを取り入れる際には、デザインだけでなく、使い勝手や安全性も確認して、理想の空間を演出してみてください。